2013-02-19 13:00
蓄電池
NECが家庭用蓄電システムの量産を甲府で開始

年産2万台へ
NECは2月14日、NECコンピュータテクノ甲府事業所にて、電力系統連携型の家庭用蓄電システムの量産を開始した。同社は2012年3月に家庭用蓄電システムを商品化し、7月からNEC相模原事業場にて生産、出荷を開始した。
今回、甲府事業所にて量産用のラインを新設し、年産1万台の体制で生産を開始、今後は生産ラインを1ライン増設し、2013年度下期には、計2ラインで年産2万台に拡大する。
中型・大型の実証機も
太陽光発電の大量導入が進む中で、昼間のピーク時の電力使用を抑えるピークシフトの取り組みや、災害や停電時にも電力を確保できるライフラインの維持に伴う蓄電システムのニーズも増加し、蓄電池普及のために量産ラインの確保が必要とされてきた。NECT甲府では、現在サーバをはじめとするコンピュータ機器の生産を行っており、NECのものづくりのノウハウを結集し蓄電システムの量産を開始する。
また、家庭用蓄電システムに加え、横浜スマートシティプロジェクト向けやイタリア大手電力会社ENEL向けなど、中型・大型の蓄電システム実証機の生産もNECT甲府で行われる。
外部リンク
NEC│プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/
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