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2013-03-09 10:00

エコ

米国地熱発電量 2011年より147MW増

地熱発電
米国 地熱発電量が5%アップ
green et vertの報じたところによると、米国における2012年の地熱発電量が、2011年に比べ5%増加したことがわかった。

昨年、米国では7か所の地熱発電所がオープンした。新たに147,05MWの電力が供給されるようになり、米国は地熱エネルギーで世界のトップを走り続けている。
地熱発電でエネルギーの多様化を
地熱発電は、地中から噴き出す蒸気を利用して発電を行う再生可能エネルギーだ。CO2排出量が少なく、他のエネルギーとは異なり天候に左右されないことから、安定した電力供給を行うことができる。

しかし、風力発電や太陽光発電と比べて、地熱発電開発は大幅に後れをとっている。米国で2012年に新たに追加された風力発電量は13,2GW。地熱発電の147,05MWとは桁違いだ。

地熱発電の認知度が低いうえ、稼働するまでに時間とコストがかかることが原因だ。また温泉資源が減少することもあるため、開発が進んでいない。

米国では、カリフォルニアやハワイで地熱発電の開発が進んでいる。風力発電、太陽光発電、水力発電などとあわせて利用することで、エネルギーの多様化をはかることが目的だ。

枯渇することのない地球の熱を使った地熱発電。デメリットもあるが、再生エネルギーの1つとして期待されている。

外部リンク

米国 エネルギー省
http://energy.gov/

米国 2012年に新たに147MWの地熱発電を追加 green et vert
http://www.greenetvert.fr/2013/03/07/les-etats-unis
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