2013-03-14 20:00
太陽光発電
あのメッカにも再生可能エネルギーがやって来る!

イスラム教の聖地に太陽光
イスラム教最大の聖地であるサウジアラビアのメッカに、ソーラー街路灯が設置されることが決定した。工事は約12か月かけて実施され、3万から4万本が実験的に取り付けられる。ソーラー街路灯に不備がなければ、その後さらに150万本が市内に導入される予定だ。ajib.frが報じた。
国のエネルギー転換
サウジアラビアは、世界最大の原油輸出国だ。総電力の半分以上を石油火力発電にたよっており、2010年には1億2900万MWを発電するため、1億9280万バレルが燃やされた。しかしサウジアラビアは、2032年までに3分の1の電力を太陽光エネルギーにより供給することを決定。1090億ドルがエネルギー転換プログラムにあてられる。
またサウジアラビア政府は、太陽光とあわせ、風力、地熱などの再生可能エネルギーの開発も行っていく。
メッカのソーラー街路灯は、原油消費量の削減と環境保全という目的のもとに導入される。同時に、国が進めるエネルギー政策の先駆けとして、国内の大きな期待を背負うプロジェクトとなっている。
ソーラー街路灯の設置工事は、4か月後に始まる。
外部リンク
サウジアラビア政府
http://www.saudi.gov.sa/
メッカの道が太陽光で照らされる ajib,fr
http://www.ajib.fr/2013/03/makkah-energie-solaire/
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