2013-04-02 17:00
電気自動車
「観光」は自然にやさしく - 沖縄「平和祈念公園スマートパーク」へ出発

太陽あふれる沖縄から
株式会社ピューズは、2013年3月21日、平和祈念公園での、太陽光発電装置及びその電力を動力とする循環電動バス導入などの「平和祈念公園スマートパーク化事業」の出発式を行いました。平和祈念公園は、沖縄本島南部の糸満市摩文仁の丘陵にある、平和祈念資料館、平和祈念堂、平和の礎などの施設を備えています。また、例年の6月23日には、同公園内で「慰霊祭」が開かれるなど、年間の入場者は、約100万人になるそうです。
今回の事業化は、沖縄県が実施する「観光関連施設の総合的エコ化促進事業」の一環となるもので、同県の基幹産業である観光産業における環境対策を促進することで、「沖縄」の自然環境を保全するとともに、その観光の魅力の向上を図ることを目的としています。
同事業は、財団法人沖縄平和祈念財団から受託したもので、平和祈念公園へ、太陽光発電装置によって得られた電力を動力源とする「循環電動バス」の導入や蓄電装置などの整備、充電設備などの整備に加え、広報業務などが行われます。

静音性も「祈り」の場に最適
今回新たに設置した、太陽光発電装置により得られた電力は、公園内循環バスへの充電、園内各施設への電力供給、電気自動車を使用する来園客の車両への充電に使われます。これにより、年間約4トンものCO2が削減されるとのことです。さらに、園内循環バスが電気自動車であることから、騒音が大幅に抑えられる点も、同公園のコンセプトと合致しているとのことです。当初の予想のようには、普及が進んでいないと言われている電気自動車ですが、一般ユーザー向けの分野で進まないのであれば、その一つには「慣れない」という原因があるのではないでしょうか。公園内のバスですから、試乗を兼ねてゆっくりなじめます。そういった公的な場所での活用から始めてみる手はあるのでしょう。
外部リンク
株式会社ピューズ プレスリリース
http://www.pues.co.jp/jp/news/
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