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2013-04-12 20:00

電気自動車

ホンダが北九州市で燃料電池自動車から家庭に電力供給する実証実験を開始

ホンダ
新成長戦略のひとつ
ホンダは4月9日、福岡県北九州市が取り組んでいる「北九州スマートコミュニティ創造事業」における共同実証実験として、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」から家庭へ電力を供給する実験を開始すると発表した。

「北九州スマートコミュニティ創造事業」は、政府の新成長戦略に位置づけられる日本型スマートグリッドの構築と海外展開を実現するための取組みで、「次世代エネルギー・社会システム実証」を行う地域として国が選定したものの一つ。

八幡東区東田地区の約120haの土地において、平成22年度から26年度の5年間で、市内標準街区と比較して、2014年までに2005年比50%減のCO2削減を目標として掲げている。

6日分の電力を供給
ホンダは最大出力9kWの外部給電機能を装備した「FCXクラリティ」を北九州市に納車した。

市は北九州市環境ミュージアムの敷地内にある北九州エコハウスにFCXクラリティから電力を供給し、電力ピークカットに貢献する電力平準化の新たなる方法としての実証実験を行う。

「FCXクラリティ」は一般家庭の約6日分の使用電力を供給することができ、地域と連携したCEMS(地域エネルギー管理システム)ネットワークに電力を供給することで、北九州市八幡東区の地域節電所で、地域全体のエネルギーマネジメントにおけるビークルトゥホームの効果検証を実施する。

この実証では実際の都市環境下でのCO2削減効果を検証するとともに、緊急時における移動可能な発電設備としての実用性も検証する。

外部リンク

ホンダ│ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/
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