2013-04-29 14:00
太陽光発電
ジンコ・ソーラーが「ワールド・ソーラー・チャレンジ2013」でウェスタン・オンタリオ大学とパートナーシップ

SunStangでレースにチャレンジ
中国の太陽光発電製品メーカーであるジンコ・ソーラーは4月18日、同社の高効率多結晶太陽電池をウェスタン・オンタリオ大学のウェスタン・エンジニアリングが進めるSunStangソーラーカープロジェクトに提供すると発表した。このソーラーカーは、「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に参加するために開発されており、10月にオーストラリアで開催される2013年度大会に参加する予定。
ワールド・ソーラー・チャレンジとはソーラーカーのレースで、オーストラリアの砂漠地帯を北のダーウィンからアデレードまで、約3,000km走破するもの。
これまで2009年、2011年と2回開催されており、共にパナソニック製HIT太陽電池とリチウムイオン電池を使用した東海大学チャレンジセンターのTokai Challengerが優勝し、2連覇を達成している。
3,000km走破に挑戦
ジンコ・ソーラーの多結晶太陽電池は、高い効率性に加え、高温多湿という異なる極限状況下でも優れたパフォーマンスを発揮できることから同プロジェクトに選定された。ワールド・ソーラー・チャレンジではソーラーエンジンだけで3,000kmを運転する車を製作する技術力を競うため、質の高いPVユニットを搭載することが最も重要とされている。
ジンコ・ソーラーは中国・浙江省と江西省に生産拠点を置き、世界各国に販売網とマーケティングオフィスを広げている。
同社は、2012年9月30日、シリコンウエハ、太陽電池とソーラー・モジュールで、それぞれおよそ1.2GWの年間累積設置量を達成している。
外部リンク
JinkoSolar│Press Release
http://www.jinkosolar.com/
The World Solar Challenge
http://www.worldsolarchallenge.org/
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