2013-05-08 16:00
太陽光発電
旭硝子が兵庫県赤穂市にメガソーラー建設、塩害対策で長期的な発電を実現

錆び・腐食防止で塩害対策
旭硝子株式会社は4月23日、兵庫県赤穂市の同社保有地に「旭硝子(株)赤穂太陽光発電所」を建設すると発表した。このメガソーラーの建設予定地は塩田跡地のため、錆びや腐食の心配がないAGCグループのERP素材「プラアロイ○R」製架台を使用することで、塩害の影響がある土地での長期にわたる安定的な発電を可能とする。
発電容量は約4.2MWで、年間発電量は約4,500MWh、2015年3月ごろ事業開始を予定している。
建設地として注目
昨今、塩田跡地は太陽光発電所の建設地として注目されており、天日を使って海水から塩分を取り出すことに適した土地であることから、塩田のある土地が日照条件的にも太陽光発電に適していることが多い。岡山県瀬戸内市では、京ディズニーランドの10倍に相当する500ヘクタールの広さを持つ錦海塩田跡地を使って、出力は最大230MWと世界最大級のメガソーラー計画が進められている。
このプロジェクトは日本IBMやNTT西日本を含む7社の企業連合体が推進しており、人口4万人程度の瀬戸内市に7万5000世帯分の電力を供給できる大規模なメガソーラーを建設、太陽光発電システムの展示場などを加えて一大エネルギーパークに発展させる構想もある。
外部リンク
AGC旭硝子│兵庫県赤穂市にメガソーラーを建設
http://www.agc.com/news/2013/0423.pdf
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