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2013-05-11 11:00

太陽光発電

部品はそろった!「みんなで作ろう!メガソーラーキット」発売中

発電キット
メガソーラーも「198(イチキュッパ)」!
Looop株式会社は、2013年5月2日、『みんなで作ろう!メガソーラーキット』大規模太陽光発電所向けのメガソーラータイプを発売することを発表しました。

なお、実際の販売は、5月7日から始まります。価格は、1億9,800万円です。

同キットは、250ワットパネル4,500枚の総出力が1,125キロワット、500キロワットの国産パワーコンディショナー2台での出力が990キロワットとなる規模になっており、ほかにも、3段5列の架台300セットや国産キュービクル、発電量遠隔監視装置『みえるーぷ』など、“発電所”に必要な装置をまとめることで、利用希望者のメガソーラー導入におけるコストの削減や商品を選定する期間の短縮を実現しているとのことです。

発電キット
ちなみに、同社の主力商品となっている『MY発電所キット』は、主に電力会社との低圧契約(50キロワット未満)を前提としたものですが、2013年4月末時点で、日本全国120カ所以上の設置実績を達成しているそうです。今回の大規模発電設備への対応により、より広範なニーズに応える体制ができたことになります。

経済産業省のホームページに掲載されている情報によると、「太陽電池発電設備の出力は、太陽電池モジュールの合計出力で判断します。ただし、太陽電池モジュールとパワーコンディショナーの間に電気を消費又は貯蔵する機器を接続しない場合は、パワーコンディショナーの出力で判断しても良いこととします。」ということで、今回のキットの場合、990キロワットから1,125キロワットの範囲での発電出力となるようです。

出力50キロワットを境に「準備」量の違いくっきり
また、出力が50キロワット以上では、利用する側で定めた保安規定や、選任した電気主任技術者を、所轄官庁に届け出る必要があります。ただ、出力が1,000キロワット未満の場合は、経済産業大臣もしくは産業保安監督部長の承認を得て、電気主任技術者の業務を外部に委託することもできるそうです。

一億円を超える“キット”というのも、なかなかお目にかかることはないでしょう。ちなみに、メガソーラーの建設コストは、これまでは、1キロワットあたり30万円から40万円とされてきましたが、買取価格の引き下げにより、20万円台に下がることも予定されているそうです。今回の場合、設置工事費などは、別途のようですから、実際には、設備以外にも費用がかさむことになりますが、いわゆる“相場”と比べて、初期投資にかかる負担は抑えられるのかもしれません。あとは、費用対効果ですね。

外部リンク

Looop株式会社 プレスリリース
http://looop.co.jp/notice/
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