- TOP
- >
- 東急電鉄が今年度設備投資で回生ブレーキや駅構内のLED化を推進
2013-05-22 10:00
その他
東急電鉄が今年度設備投資で回生ブレーキや駅構内のLED化を推進

安全対策に加え環境対策も
東急電鉄は5月15日、2013年度の鉄軌道事業設備投資計画を発表した。同社は計画の中で、総額488億円を設備投資に充て安全対策に取り組むとしており、減災対策として、駅・高架橋・トンネルなどの耐震補強工事やホームドアの設置を進めると共に、環境配慮型の新型車両を18両導入し、駅構内照明のLED化を行うとしている。
駅や車両での環境対策としては、車両への電力回生ブレーキの導入率を2001年度から100%を継続するなど節電や環境への配慮と混雑緩和・快適性向上の両立に取り組んでいる。

環境配慮型車両53%へ
回生ブレーキは、ブレーキ作動時に発生した電気エネルギーを、架線を通じて他の電車に送り、再び利用することができるブレーキ機能のこと。鉄道会社の平均導入率は2011年度で80%程度のため、同社の導入率と継続性の高さが伺える。
また、環境配慮型の新型車両5000系を東横線に18両導入する。
この車両は機器を多重化することで故障の影響を最小限に抑えるだけでなく、電力使用量を40%削減する人と環境に優しい車両。
これによって東急線全車両の約53%が環境配慮型車両になる予定で、各駅の構内照明のLED化も積極的に推進し、今年度は二子玉川駅や溝の口駅、蒲田駅などで実施する。
外部リンク
東急電鉄│2013年度の鉄軌道事業設備投資計画
http://www.tokyu.co.jp
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00