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2013-06-05 13:00

その他

丸亀製麺がオリジナルのLED照明を導入、年間2億円の電気料金削減に

LED
高いエネルギー効率
讃岐釜揚げうどん 「丸亀製麺」など多数の店舗を運営するトリドールは5月30日、店舗向けオリジナルLED照明を開発したと発表した。

同社は多数の店舗運営をする過程で明らかになった店舗機器の課題を解決するため、オリジナル機器の製作を行っており、このLED照明は初のオリジナル機器として店舗に導入される。

オリジナルLED照明の特徴は高いエネルギー効率と優れた演色性にあり、店舗の外観用照明は従来1店舗あたり185Wを16基使用していたが、LEDに切り替えることで88W、8基で同等以上に明るさを確保することに成功した。

店内の照明は従来は50Wだったものが5Wと、大幅に電力を抑えながらも同等以上に明るく、手づくり・できたての商品の鮮度感を伝えるものとなっている。

丸亀製麺の特徴でもあるオープンキッチンによる調理の臨場感や讃岐の風情感が最大限伝わる店舗を実現し、イニシャルコスト10%、ランニングコスト75%のカットを実現した。

社外への販売も計画
機器の開発は大光電機株式会社、とフェニックス電機株式会社の協力の下行われ、既に新店への設置を開始している。

今後は既存の店舗にも設置を拡大し、1年後の2014年5月を目処に全店舗約800店をオリジナルLEDに切り替える計画だ。

全店オリジナルLEDへの切り替えが完了すれば、年間約2億円の電気料金の削減と約4,000tのCO2削減が可能になる。

また、店舗運営に伴うエネルギーコストを大幅に削減することで、環境負荷を低減し、持続可能な社会を実現するとして、オリジナルLEDを社外に販売することも計画している。

外部リンク

トリドール│店舗向けオリジナルLED照明を開発しました
http://www.toridoll.com/ir/pdf/
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