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2012-03-29 13:00

太陽光発電

震災後の町に持続可能な開発を。スペイン、ロルカの取り組み

SmartCities
「持続可能な開発」が震災後の町を救う
2011年5月11日、スペイン南部のロルカをマグニチュード4.4と5.2の地震が連続して襲った。

スペインの不安定な経済状況もあり町の再建は行き詰っていた。しかし、欧州エコプロジェクト「Smart Cities」への参加が決定し、町は今、復興に向けて動き出そうとしている。euronewsが報じた。

写真はロルカと異なる
破壊された町
住民9万人のうち、死者9人、負傷者300人の被害をだしたスペインの地震は、町にさまざまな傷跡を残した。

11か所の学校が一時的に閉校し、その内4か所はいまだに生徒を受け入れられずにいる。また、教会、国宝、住居が重大な損害を受け、町の観光業にも影をおとした。
希望
そんなロルカに希望の光をもたらしたのは欧州エコプロジェクト、「Smart Cities」である。

地元市町村と欧州が協力して「持続可能な開発」に取り組む同プロジェクトにより、世界最大の太陽光発電所がロルカに建設されることが決定した。20万世帯に電気を供給する1200ヘクタールのソーラーパネルを有する発電所は、2016年より稼働が開始されることが予定されている。

その他にも、「持続可能な開発」に基づき、破壊された公共施設や住居も徐々に改装、再建されていくことが決まっており、ロルカは地震残した傷跡を乗り越え、新しい町づくりへ動き出そうとしている。

外部リンク

ロルカ市 ホームページ
http://www.lorca.es/

Smart Cities
http://www.smart-cities.eu/

震災後、スペインのロルカが持続可能な開発を選択 euronews
http://fr.euronews.com/2012/03/21/apres-le-seisme-lorca-en-espagne-choisit-le-developpement-durable/
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