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2012-03-30 14:00

エコ

象のフンで動く「トゥクトゥク」って何?

デンバー動物園
動物園で大活躍!エコな「トゥクトゥク」
タイなどの東南アジアで有名な三輪タクシーの「トゥクトゥク」が、アメリカのある動物園で大成功を収めている。

園内で出るごみや動物のフンをバイオ燃料として使用し、ごみおよびエネルギーの削減に努めたデンバー動物園の取り組みに注目が集まっている。zegreenwebが報じた。

画期的なバイオ燃料タクシー
アメリカ合衆国のコロラド州デンバーにある動物園で使われているのは、バイオ燃料を使用した中古の「トゥクトゥク」である。

園の職員が自ら改造し、完成させたエネルギー供給システムにより、エコなタクシーを園内に訪れる人々に提供している。

動物園で出るごみおよびフンは、凝縮され、高温で燃やされる。この時に発生するガスが発電機の中で燃えることにより電気が生まれ、エンジンのバッテリーを充電する仕組みとなっている。
エコな動物園
この「トゥクトゥク」の導入により、全ての動物のフンおよび人間の出すごみの90%をバイオ燃料として消化することができる。

また、これまでごみ処理に割かれてきた費用は、園の職員の増員にあてられることが決定している。さらに、園を訪れる人々にも環境への関心を喚起することができるなど、東南アジアからやってきた「トゥクトゥク」のもらたす影響は計り知れない。

外部リンク

デンバー動物園
http://www.denverzoo.org/

デンバー動物園が再生可能エネルギーとして象のフンを使用 zegreenweb
http://www.zegreenweb.com/sinformer/des-crottes-delephants-comme-source-denergie-renouvelable-au-zoo-de-denver,51532
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