2012-04-05 13:00
エコ
フランス軍隊、エコに取り組む

フランス軍隊とエコロジー
フランスでは4月1日から4月7日までを「持続可能な開発ウィーク」として、各地で数々のイベントが行われている。Romandieの報じたところによると、環境と開発をテーマとした同イベント期間中に、フランス各地の軍事施設において、フランス軍が環境保護活動に取り組むことが決定した。
軍隊の取り組み
フランス軍は地元の環境保護団体と協議を重ね、これまでにも周囲の自然環境と折り合いをつけるよう努力を重ねてきている。例えば、ピレネー山脈地帯に生息する絶滅危惧種であるヒゲワシを保護するため、ヒゲワシの繁殖地帯での上空飛行は禁止されている。また野外訓練は、周辺の動物の繁殖期と重ならない時期を見計らって行われている。
海軍では、潜水艦のソナーがイルカに悪影響を与えるとして、装置を改善する研究が進められている。
持続可能な開発
フランスでは、国内総エネルギー消費量の約半分がフランス軍により使用されている。この事態をうけ、4月7日までの「持続可能な開発ウィーク」に参加することが発表された。王政時代より海軍の主要基地となっているトゥロンでは、停泊地の大掃除が行われる。また、ブレスト、バル・ドゥ・グラースなどでもリサイクルキャンペーンが催される。
この他にも、環境に配慮した活動やエコロジーな軍事機器の購入を徐々に進めていくこととなっている。
外部リンク
フランス国防省
http://www.defense.gouv.fr/
よりグリーンな軍へ Romandie
http://www.romandie.com/news/n/_Des_militaires_de_plus_en_plus_verts70030420120911.asp?
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