2012-04-26 12:00
太陽光発電
ドイツ建設ラッシュ ヘッセンにもソーラーパーク

建設ラッシュ ドイツのソーラーパーク
今回新たに、ヘッセン州フランクフルト市の南に位置するオッフェンバッハ郡に同州最大規模のソーラーパークが建設された。建設にあたっては市民の理解もカギとなった。
元ゴミ埋立地からエコ電力の供給
かつてゴミ捨て場であった、15ヘクタール以上もの広大な敷地内に39400のソーラーパネルが並ぶ。このソーラーパークはSinusstrom社によって建設された。このソーラーパークは最大8200キロワットもの電力を供給し、これにより4人家族2000世帯が一年間に使用する電力をまかなえる計算となる。
規模はドイツ国内においては最大といえるものではないが、ヘッセン州は住宅などの建造物が密集している地域。広大な土地を要するソーラーパークの建設の計画はこの州では今までにない規模であった。
困難を極めた建設環境
今回のプロジェクトの遂行に困難であった点は建設期間が短かったことや、新エネルギー法(EEG,Erneuerbare Energie Gesetz)の定める、最高22,07セント/キロワット時という電気料金を提供するためにコストを抑えなければならなかったことなどだ。また、建設には約200名が作業に当たり、厳しい冬の寒さにも耐えながら急ピッチで進められた。今回の建設には1500万ユーロの資金が投入されたがその4分の1はヘッセンの市民の税金でまかなわれている。
その甲斐もあり、予定通りにソーラーパークは完成し、長期にわたる利益をヘッセンの地にもたらすこととなった。
外部リンク
Sinusstrom社
http://www.sinusstrom.com
(より詳しいデータは以下のPFDページを参照;)
http://www.sinusstrom.com/assets/AttachedFiles/Datenblatt05.03.2012.pdf
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00