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近年フランスなどヨーロッパを初めとする世界各都市に広がりを見せるバイクシェアリング（自転車のレンタル）。今年の夏にはアメリカのニューヨーク市に導入される事が決定しており、地元の人々の関心を集めている。

この自転車のシェアリングシステムは、大都市での渋滞緩和や大気汚染の削減を目的として導入されている。ニューヨークでは現在54%の人が約3キロの距離を通勤しており、歩くには遠いけれど地下鉄やタクシーに乗るには短い過ぎるという距離に当たる。

各都市によりシェアリングシステムの料金設定などの規定は異なるが、借りた自転車は街の中に設けられているスタンドであればどこでも返却できるというのは共通している。また、盗難などを防ぐために、独自のスタイルの自転車を使用しているのもこのシステムの特徴のひとつだ。

ニューヨークでは現在600のスタンドと10,000台の自転車を導入する予定で計画が進められている。この導入に当たっては市のお金ではなく、民間の企業などが出資した資金をもとに運営される予定だという。

利用する際の料金設定などは未定。すでにアメリカ国内で導入されているワシントンDCやボストンの方式が参考として紹介されている。

外部リンク

NYC Bike Share　ニューヨークバイクシェア紹介ページ
http://nycitybikeshare.com/