2012-05-11 14:00
太陽光発電
NY市、エコな町づくりで50年ぶりの規定改正

新しいニューヨークにむけて
「グリーン・ゾーン」と呼ばれる取り組みが、アメリカのニューヨークにて始まった。ニューヨーク市議会が約50年間変わらなかった市の建築基準法を改正し、これにより、再生可能エネルギーの受け入れをより柔軟に行える新しい規定が2012年4月30日から実施されている。仏紙Bati-Depotが報じた。
グリーン・ゾーン
先月末より実施されている新規定により、今後、ニューヨーク市内における太陽光パネルや風力発電機の設置をより簡単に行うことができる。グリーン・ゾーン・プロジェクトにより、約30%ほどの温室効果ガスを削減することができるとみられている。
ニューヨーク市は、2008年に同プロジェクトの専門チームを立ち上げ、これまでさまざまな調査を行ってきており、再生可能エネルギーに集まる期待は大きい。
2つの課題
グリーン・ゾーン・プロジェクトでは、2つの課題に重点が置かれている。建築物の外壁に断熱材を追加するなどして、建物の気密性を高めると同時に、再生可能エネルギーの開発に積極的に取り組むことで、多様なエネルギー供給方法を提案し、よりエコロジーな町を作ることが目標となっている。
多くの先進国では、ニューヨーク市ような取り組みを積極的に行っており、地球に優しいエネルギーへの関心が高まっている。
外部リンク
ニューヨーク市
http://www.nyc.gov/html/index.html
ニューヨーク市、再生可能エネルギーのパイオニア Bati-Depot
http://www.bati-depot.fr/actualite/new-york-ville-pionniere-en-energies-renouvelables-4065.html
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