エネクトニュース

コンクリートブロックメーカーの太陽セメント工業株式会社(本社：大阪市福島区、代表取締役：石井 克侑)は、子会社である株式会社エコブロックス(同所在、同社長)、太陽サーブ株式会社(同所在、同社長)と共に、兵庫県内に日本で最大級(定格容量 3.5メガワット：第1発電所2メガワット、第2発電所1.5メガワット)のソーラー発電所(太陽エコブロックス兵庫発電所)の設置申請を行い、済産業省に受理されたことを2012年05月07日発表した。

2011年3月の東日本大震災による福島原発事故を受けて、全国的にクリーンエネルギーへの期待感が増す中、政府も同年8月に再生エネルギー買取法を成立。

このメガソーラープロジェクトが2月27日に経済産業省によって受理されたことを受け本格的にスタートとなった。

現在、発電所建設に着手し、本年7月の完成を目指している。

太陽エコブロックス兵庫発電所は、電力各社を除くと、売電事業としては民間では最大規模の太陽光発電所となり、西日本では中国電力の福山発電所をしのぎ、関西電力の堺太陽光発電所に次ぐ規模となる。



同社グループが開発した特殊な形状のコンクリートブロックを使う施工方法により、架台設置コストがキロワット当たり4万円台となり従来の工法に比べ30％程度コストダウンに成功した。

設置する地形や場所に合わせて、設置位置や角度などフレキシブルに対応できるため、発電効率の良い設置計画が可能になった。

高性能パネルの採用でさらに高効率となり太陽エコブロックス兵庫発電所では39,313平方メートルで3.5メガワットの定格容量設計を実現した。

このことを受けて、今後メガソーラー事業の初期投資費用の圧縮や発電効率の面で採算性を大幅にアップすることが可能となった。

外部リンク

株式会社エコブロックス
http://www.ecobloxx.com/

太陽サーブ株式会社
http://www.taiyo-surv.com/

太陽セメント工業株式会
http://www.taiyo-cement.co.jp/