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2012-05-08 19:00

太陽光発電

レオハウス エネルギー量を55%削減、新型スマートハウスを開発

太陽光
太陽光とHEMS搭載 5月1日から全国で販売開始
新商品 「大人気の家 Smart House」は、開口部や外壁の断熱性能を高めることで、建物から放出する熱を (旧省エネ基準の住宅と比べ) 58.5%削減。

さらに、大容量の太陽光発電とHEMS (家庭内エネルギー管理システム) を組み合わせることで、建物のエネルギー消費量を従来の45%に抑えた。

発売元はクレヨンしんちゃんのCMでおなじみ、戸建て注文住宅販売の株式会社レオハウス (代表取締役社長:寺岡豊彦、本社:東京都新宿区 株式会社ナックグループ)。

この商品は同社が2012年4月に発表、5月から全国で販売となった。



レオパレスの発表によると年間の販売目標は100棟、参考価格は標準仕様で建物総額、税込1640.6万円(施工床面積115.80平方メートル/35.02坪/4LDK)。

住宅内の熱が一番逃げやすいとされる開口部に、最高水準の樹脂サッシを採用するなど、旧省エネ基準の住宅に比べて2.4倍の断熱性を実現。

さらに、出力4.1キロワットと大容量の太陽光発電や、家庭内エネルギー管理システム(HEMS)を搭載し、建物で消費されるエネルギーの量を55%削減した。

4人家族の場合、年間光熱費を約24万円減らすことができる。

主力商品の1つである「大人気の家 Solar (ソーラー)」をベースに、樹脂サッシとウレタン吹付断熱を採用し、次世代省エネ基準のⅡ地域 (青森、秋田など) に適合した高い断熱性能を実現。

太陽光発電を従来よりも約1kw増量し、4.1kw(35坪の場合)とした。家庭内エネルギー管理システム(HEMS)を標準装備し、HEMSはweb上でのシステム更新が可能。基本照明はLED照明を採用した。

顧客からの要望に合わせ、家庭用燃料電池 (エネファーム)リチウムイオン蓄電池 (容量7.2kw時) を追加することも可能だ。 燃料電池には、天候に左右されずに発電を確保し、売電量を押し上げる効果がある。

蓄電池と太陽光発電を組み合わせることで、光熱費をさらに削減でき、非常用の電源としても利用することも可能となった。

太陽光


スマートハウス開発の背景
同社の発表によれば
地球温暖化対策の認識が広がり、昨年の東日本大震災でエネルギー需給がひっ迫したこともあって、消費者の省エネへの関心は一層高まっています。 無理なく省エネや節電をしながら、快適に暮らしたいというニーズに応えるために、レオハウスでは建物から放出される熱量に着目しました。

とのこと。

スマートハウス発売に合わせ、太陽光発電・エネファーム・蓄電池をセットで契約すると、抽選で200万円をプレゼント、というプロモーションを行い、太陽光発電を契約すると、国と同額の補助金も提供される。

今後の展開については、レオハウスはこれまで、地方エリアを中心に商圏を拡大しており、都市部への出店を進めるにあたり、スマートハウスは高付加価値商品の試金石となるということだ。2012年度は大都市圏 (神奈川・埼玉・千葉など) に出店する計画で、上半期で12店舗の開設を予定している。


外部リンク

レオハウス 大人気の家 Solar
http://www.leohouse.jp/value/value_solar.html

株式会社ナック
http://www.nacoo.com/
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