2012-05-22 12:00
太陽光発電
東京ガス、エネルギー消費量を「見える化」する小学校向けのシステムを発売

児童にもエネルギーを分かりやすく
東京ガスは2012年5月15日、エネルギー消費量を「見える化」する小学校向けのシステム「TGグリーンモニタースクール」を開発したと同社ホームページにて発表、同日から販売を開始した。「TGグリーンモニタースクール」は、電気・ガスの使用量や、ガスを熱源に空調を行うガスヒートポンプ(GHP)の運転状況を専用の計測器で収集し、表示するもの。
電気だけでなくガスやガスヒートポンプの状況も可視化した小学校向けのシステムは、国内初となるという。
電気・ガスの使用量は、学校全体の数値に加え、教室単位の数値を3クラスまで計測することができる。
児童が楽しく見て触れるよう、親しみやすい動物のキャラクターが登場するタッチパネル式のディスプレイで、時間帯別・日別・月別にグラフや表を使って表示することができる。
エネルギー・環境教育に活用
同社は小学校がガスヒートポンプを導入する際の付加価値商品として、このシステムを開発。より多くの小学校へのガスヒートポンプの導入を提案、促進していく。「環境教育教材」として教師向けの活用手引書や、児童が省エネ行動の結果を記録するためのワークシート等をセットにしたものを、同システム導入の小学校に提供する。
同システムは学校のエネルギー・環境教育で効果的に活用されることを目指している。
この「TGグリーンモニタースクール」の価格は、189,000円(設置工事費別)。
今後、同社では、楽しく省エネを実現できるような商品やサービスの開発し、提案の幅を広げることで、電力ピークカットや省エネ・省CO2に貢献するガス空調システムの普及拡大を推進していくという。
外部リンク
東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20120515-01.html
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