エネクトニュース

Marcel Greenが報じたところによると、2012年5月22日に新たなバス停がパリのリヨン駅に設けられた。

新しいコンセプトのもとに設計され、未だ試験段階にあるバス停は、5か月間の期間限定で利用することができる。
85平方メートルのゆったりとした敷地に建てたれたバス停は、従来の薄汚れたイメージを覆す作りとなっている。

あふれかえったごみ箱の代わりに、タッチパネル式のスクリーンが設置され、周辺の地図などを見ることができるほか、WiFiを介してインターネットに接続できるスペースや、ミニ本棚も設置されている。

さらには、バス停の横にはレンタル電動自転車の駐輪場が置かれるなど、エコロジーに対する配慮も示されている。
きれいで使いやすいと利用者にも人気の高い同停留所ではあるが、設置に多額の建設費がかかり、今のところ試験段階であるため、5ヶ月間の限定サービスとなっている。

パリ交通公団は次世代型バス停の制作や、再生可能エネルギープロジェクトに力を入れており、エコロジーで近代的なバス停の完成を多くの人が待ちわびている。

外部リンク

パリ交通公団　ホームページ
<a href="www.ratp.fr/" target="_blank">www.ratp.fr/</a>

パリ交通公団が未来のバス停を試す　MarcelGreen
http://www.marcelgreen.com/article/lire/2978