エネクトニュース

エンジン燃料を一切使わず太陽光エネルギーでのみで飛ぶソーラー・インパルスが22日、目的地であるモロッコ南部のワルザザートに降り立った。

2014年に予定されている次なる冒険にむけて、ソーラー・インパルスの挑戦は続く。仏紙20minutesが報じた。
ソーラー・インパルスは、初の大陸間フライトを成し遂げるため、5月24日にスイスのパイエルンを出発した。目的地はモロッコ。途中、スペインのマドリードで翼を休め、点検とパイロット交代を行った。

6月5日にモロッコの首都であるラバトに着陸し、太陽光エネルギー飛行機が中距離フライトに耐えうることを証明した。

その後、モロッコ横断に挑むため6月13日に飛び立つものの、強風にあおられ、引き返しを余儀なくされた。そして22日の00時26分、ついにワルザザートに到着。多くのメディアや地元住民がパイロットとソーラー・インパルスを歓迎した。
燃料を一切使わず、太陽光エネルギーだけを使用して飛行するソーラー・インパルス・プロジェクトは2003年に発足した。

翼に取り付けられた1万2千枚の太陽光パネルが特徴的で、現在は2014年の世界一周にむけ、2機目が作製されている。

ソーラー・インパルスの詳細情報や、フライト映像などは、下記のリンクより見ることができる。

外部リンク

ソーラー・インパルス　公式サイト
http://solarimpulse.com/

ソーラー・インパルス飛行機がワルザザートに着陸 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/958429/