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アメリカ・テキサス州のコーパスクリスティに架かるハーバーブリッジに、新たにLED照明が導入された。このカラフルで省エネなLED照明は、Philips Color Kinetics（PCK）によって開発されたものだ。

このハーバーブリッジは、1950年代に建設された。しかしもともとあった照明システムは、極度の熱気・厳しい強風・塩水などによって劣化してしまっていたのである。今回LED照明が導入されるまで、この橋はなんと10年近くも真っ暗な状態だった。

コーパスクリスティの市長であるJoe Adame氏は、2010年のアメリカ市長会議においてLED照明の利点を知り、それをハーバーブリッジに導入することができないかどうか調査させた。

そして、いくつかの会社のLED照明をテストした結果、PCKのものが選ばれた。その強度が、他会社のものと比べて4倍も優れていたとのことである。

ハーバーブリッジへの導入前に、まずは都心部の風向計と地方の競技場の2カ所にテスト導入が行われた。PCKのLED照明が、厳しい湾岸環境に耐えることができるかどうかを確かめるためだ。このテストは、無事成功した。

今回のLED照明導入にかかったコストは、テキサス州交通局・コーパスクリスティ港・コーパスクリスティ市などによってまかなわれている。アメリカンバンク（銀行）からの寄付もあったとのことだ。

市長のJoe Adame氏は、次のように述べている。



市長の狙い通り、LED照明が昨年12月に導入されてから、ハーバーブリッジは大きな話題を呼んでいる。橋の近くのレストランやホテルは順調に売上を伸ばしており、最低1ヶ月前から予約が必要な状態とのことである。

外部リンク

Philips Color Kinetics　–　Harbor Bridge
http://www.colorkinetics.com/Harbor-Bridge/