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2012-07-05 12:00

太陽光発電

シャープが業界初、住宅用太陽光発電システムを15年間保証

シャープ
金額の上限なしで15年間保証
6月27日、シャープが国内の住宅用太陽光発電システム機器を15年間保証する有償サービス「まるごと15年保証」の開始を発表した。

受付は7月1日から開始され、ソーラーパネルだけでなく、パワーコンディショナーや電力センサを含むシステム機器を総合的に保障するサービスは業界となる。

保証には、太陽電池モジュール、パワーコンディショナー、電力モニター、ケーブル、架台などの周辺機器も含まれ、システム購入時に加入することで、修理・交換費用をシャープが全額負担する。

充実のアフターサービス
再生可能エネルギーに対する国民の関心の高まりから、住宅用太陽光発電は前年比130%で成長しており、今後も導入が続くと見られている。

シャープはこれまで10年間の保証を提供してきたが、購入者のほとんどが15年ローンを組んで太陽光発電システムを購入している場合が多く、今回この目安に合わせて保証期間を15年へと変更した。

加入料金ははシステム容量によって異なり、一般的な3~4kW未満の場合で1万5960円、既にシステムを利用しているユーザーには、10月1日から1年間限定で「まるごと15年保証」への切替えを受け付けるということだ。

設置時の保証料金負担だけで回数や金額の上限なく修理・交換が可能になるため、システム容量3~4kW未満のパワーコンディショナーの基板交換は通常7万2200円以上かかるが、まるごと15年保証であれば、最初に支払う保証料金だけで何度でも対応する。

また、太陽電池モジュールの出力が保証値を下回った場合も修理・交換の対象となり、15年間安定したシステムを提供することで、ユーザーの購買意欲を後押しすることが狙いだ。

シャープはアフターサービスを充実させることで、国内の住宅用太陽光発電システム市場でシェアを獲得していく方針のようだ。

外部リンク

シャープ ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/
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