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2012-06-30 16:00

電気自動車

豊橋技術科学大学、「路面」から「自動車」への「送電」実験に成功!

豊橋技術科学大学
電気自動車の普及のために
豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 波動工学研究室(大平研究室)は、2012年6月28日、路面下に埋設したアルミ板から、車輪のアルミホイールへ、電力を伝送する実験に成功したことを発表した。

まず、同研究室では、電車の“パンタグラフ”の働きを、常に路面に接地している自動車のタイヤで再現できるかといった点に着目した。

豊橋技術科学大学
次に、ゴム製のタイヤは、通常利用される50/60ヘルツの電流を通さないことから、電流を10メガヘルツ以上の高周波エネルギーに変換して、タイヤに供給するというしくみを考案した。その結果、実験では、100ワット白熱電球が明るく輝いたという。

道路の「電化」は可能?
今回の技術を用いた場合、道路を「電化」することで、バッテリの小さな電気自動車での長距離旅行が可能になると期待されている。

今回の成果は、7月5日にパシフィコ横浜で開催される「ワイヤレステクノロジーパーク2012」にて、招待講演およびデモ展示が行われるとのこと。

外部リンク

豊橋技術科学大学 プレスリリース
http://www.tut.ac.jp/news/120628-1833.html
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