エネクトニュース

日産自動車株式会社は、2012年7月3日、同社が販売する『リーフ』と、ニチコン株式会社が開発した『EVパワーステーション』を、大阪府と大阪市の官公庁施設に50台、大阪府内の民間向けに200台をセットで、2013年3月末まで無償提供することを発表した。

今回の取り組みは、この夏の節電を強いられている、大阪府及び大阪市と同社が共同で実施する、電力供給システム『LEAF to Home』を活用した節電対策「日産リーフで節電アクション」の一方策。

また、電力供給システム『LEAF to Home』とは、『リーフ』のバッテリーから電気を供給するシステムのことで、夜間電力や太陽光発電で生まれた電気を『リーフ』に充電し、日中の電力需要が高まる時間帯に活用することで、電力消費のピーク時に安定した電力を提供することが期待されているとのこと。

なお、同社では、7月3日午後2時から16日午後6時までを募集期間として、大阪府在住の個人、大阪府内の介護指定事業者や一般企業の法人といった、民間業者を対象とした応募も行うとしている。

ちなみに、大阪府と大阪市では、「みんなで節電アクション！」と題して、8月13日から8月15日のお盆期間を除いた、平成24年7月2日から9月7日の平日を節電期間として、午前9時から午後8時の時間帯において、平成22年度比で15％以上の節電を目標に取り組んでいる。

外部リンク

日産自動車株式会社 プレスリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2012/_STORY/120703-01-j.html

日産・大阪府市共同プロジェクト
http://setsuden-leaf.jp/osaka/