2012-07-07 14:00
電気自動車
住宅メーカー初!日産リーフから電力供給する住まい新「Smart Solabo」
新築住宅初のV2H搭載
住友林業は、太陽光発電システムや家庭用蓄電池システム、電気自動車からの電力を住宅で利用可能にするV2H(ビークル トゥ ホーム)システムを搭載した戸建住宅の新「Smart Solabo」を7月6日から発売する。住友林業は2007年に太陽光発電システム搭載した住宅の販売を開始し、今年2月には、家庭用蓄電池システムを搭載した「Smart Solabo」を発売した。
この「Smart Solabo」に搭載された蓄電池は住宅用としては最大級の12kWhの容量を持っていることが特徴だったが、今回の新「Smart Solabo」では、V2Hシステムにも対応した。
今回搭載したV2Hシステムは、日産自動車の電気自動車「リーフ」に対応するもので、電気自動車の大容量バッテリーから電力を取り出し、分電盤を通じて家庭の電力として使用できる仕組みだ。
蓄電池活用で売電収入安定も
太陽光発電システム、住宅用蓄電池、電源の発電状況や蓄電量などを確認できるHEMS(家庭向けエネルギー管理システム)など、好きなもの選んで搭載できるため、ライフスタイルや要望に合わせて住宅のエネルギーを管理することができる。住宅用太陽光発電システムが続々と登場する中で、今後の課題は夜間や雨天時に発電出来ない太陽光発電の発電量をどうカバーしていくかにある。
家庭用蓄電池システムを搭載した住宅であれば、日中発電した電力を蓄電池に蓄えておくことで、住宅用太陽光発電システムが使えないときでも電力会社からの受電を抑えることができる。
さらに固定価格買取制度を使った売電収入を考えている人には、蓄電池分の初期投資はかかるが、売電収入が安定するため投資分の回収期間を短縮することにも繋がるとの見方もある。
住友林業では、今後、環境配慮機器を搭載した住宅を積極的に提案し、環境配慮機器搭載率60%を目指していく。
外部リンク
住友林業 ニュースリリース
http://sfc.jp/information
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