2012-07-14 10:00
エコ
パナソニック、一般家庭用白熱電球の生産終了を10月末に前倒し

白熱電球の「灯」消える?
パナソニック株式会社は、2012年7月14日、一般家庭用白熱電球について「生産終了の前倒し」を実施することを発表した。同社は、今回の前倒しの理由を、一般家庭用白熱電球の“代替商品供給のめどがついたため”としており、生産終了時期は、当初予定の2013年3月31日から、半年前倒しとなる2012年10月31日に変更される。
生産終了の対象となる品種は、一般家庭用白熱電球(E26口金タイプ)である『長寿命シリカ電球』4機種。
同社は、2009年10月のLED電球の発売以降、白熱電球に替わる商品の開発をすすめていると同時に、一般家庭用白熱電球の生産品目を、2008年時点での207機種から段階的に減らしてきており、一般家庭用白熱電球は、2012年現在、『長寿命シリカ電球』4機種のみとなっていた。
エコの近道は「LED」なのか
ちなみに、2012年6月13日に、政府(経済産業省・環境省両大臣)から同社に示された要請には、「家庭用口金26型白熱電球から、電球形蛍光ランプ・LED照明への切替え」が言及されているとのこと。なお、エコに関しては、LED電球は、白熱電球と比べた場合、約8分の1の消費電力で済む点や、製品の寿命が長く、長期間使い続けられることで、廃棄ゴミを減らす効果があるとの意見もある。
外部リンク
パナソニック株式会社 プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/
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