2012-07-21 21:00
エコ
「実施する」すべての地域で6割以上 - 「企業の夏季節電意識」調査から

企業の節電への姿勢は?
株式会社帝国データバンクは、2012年7月19日、夏季の電力使用量削減に関する企業の意識調査を実施し、その結果を公表した。調査は、2012年6月19日から6月30日の間で、全国2万2,800社を対象にインターネット調査方式で行われ、有効回答企業数は、1万589社(回答率46.4%)となった。
調査結果によると、「今夏の節電実施状況」の問いには、「実施する(70.9%)」となる一方、 「実施しない(13.2%)」となった。なお、予定や検討段階にある企業についても、回答には含まれている。
また、「実施する」と回答した企業に「2010年と比較しての電力使用の削減量」を尋ねたところ、「10%未満(40.3%)」との回答が最も多く、「10%以上15%未満(14.9%)」、「15%以上25%未満(3.7%)」など、「10%以上の削減」を考えている企業の割合は、全体の2割弱となった。
「南関東」がトップ、「近畿」「九州」は。。
地域別にみると、「南関東(実施する:78.4%、10%以上の削減を見込む企業:28.3%)」が、10地域中で最も高い数値となった。ちなみに、原発の再稼働が問題となっている「近畿」、「九州」では、10%以上の削減を見込む企業の割合は、2割前後にとどまっている。一方、「実施しない」と回答した企業に「しない理由」を尋ねたところ、「節電が不可能な設備.業態だから(28.7%)」、「自社の属する地域では電量不足は生じない(28.1%)」、「節電のメリットがない(23.5%)」との回答が上位となった。
外部リンク
株式会社帝国データバンク プレスリリース
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/keiki_w1206.html
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