エネクトニュース

ソーラフロンティアが、遊休地に太陽光パネルを設置し、発電した電力で売電できる太陽光発電システム「小規模発電所パック(低圧連系向け)」発売を開始したことを17日発表した。

300坪程度の広さがあれば空き地のような場所でも設置でき、発電効率や優れたデザイン性から海外のドイツのメガソーラーなどにも採用されるCIS薄膜太陽電池を使用したパッケージ商品となっている。

パワーコンディショナ、地面用の架台、発電計測システムをセットにすることで設計や積算の時間を短縮し、約1ヶ月と工事を短期間に行うことが出来るのも魅力だ。

出力は最小10kWから、一般家庭15世帯に相当する最大50kWまでに設定でき、設置後は7月に導入された再生可能エネルギーの全量買取制度を利用し売電することで、約10年で初期投資費用を回収することができる。

パネルの出力保証期間は20年と長く、年間約15tの二酸化炭素排出量の削減が可能になる。

一般家庭向けの太陽光発電システムが5kw程度の出力だったこともあり、簡単に設置できる低圧配電線接続で50kWの出力を確保できることから一定の売電収入を確保したい個人や企業にとっては注目の商品になるだろう。

外部リンク

ソーラーフロンティア ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/