2012-07-18 17:00
電気自動車
どんな表面にも使用可能!! スプレー状充電池 米大学の研究結果
車のボディにも応用可 スプレー型充電池
米テキサス州ヒューストンにあるライス大学の研究者は、リチウムイオン充電池を粉砕しスプレー塗料に混ぜる実験を行った。この充電池はどこでも自由に噴射することができ、例えば車体にも可能だ。構造は従来の電池と同じ
このリチウムイオン充電池はいくつものカプセル状の層から成りたっており、ニーラム・シング氏とプリッケル・アジャヤン氏を中心とした研究チームは、この特徴をスプレー塗料に応用した。従来の充電池のように、このスプレー状充電池も5層からなっており、
上下に集電装置、陰極・陽極、真ん中に重合体層がある。
あらゆる表面に使用可
この実験では、電池は2,4ボルト分を充電することができたが、実験の際に取り付けた、RICEの文字をかたちどった発光ダイオードが6時間光らせるには十分であった。また、容量を増やすことなく60回の充電まで耐えられる。
どの表面にこの充電池が取り付けられるのか、さらなる実験をしたところ、タイルや曲げることのできるポリマー、ガラス、ステンレスやさらにはビールジョッキまで、実にさまざまなものに塗装可能ということがわかった。
このことは、このスプレー状充電池がエレクトロカーにも十分転用可能だということを意味しており、残る疑問として、もしこの充電池を利用した場合、車の価格がどのくらい跳ね上がるということだろうか。
外部リンク
ライス大学 ホームページ
http://news.rice.edu
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