2012-07-18 19:00

電気自動車

秋田県、県オリジナルの“改造電気バス”公開

EVバス
秋田県内企業によるコンソーシアムが開発
株式会社東京アールアンドデーは17日、中型電気バスを「あきたEVバス実証コンソーシアム」へ納入したことを発表した。同電気バスは「いすゞ・エルガミオ(ERGAmio)」をベースに開発された“改造電気バス”。愛称「ELEMO-AKITA」として、今月21日に一般公開、試乗会が行なわれる。

発表によれば、秋田県は、昨年度から「EVバス技術力向上事業」を実施している。その目的は、EVや新エネルギー産業に必要な技術力の向上と、環境負荷の少ない社会づくり。具体的な取り組みとして、県内企業が参画する「あきたEVバス実証コンソーシアム」が、オリジナルの電気バス開発と、電気バスの営業路線での通年運行を目指し、活動を続けている。

地元の環境に最適化
改造電気バス「ELEMO-AKITA」の屋根には、同コンソーシアム参画企業製造の太陽光発電パネルが設置され、駆動用電池の負荷低減を図っているという。また、電気バス用車両接近通報装置も搭載。こちらもコンソーシアム参画企業が開発した。東京アールアンドデーは、技術支援企業として、同コンソーシアムへの各種技術支援と電気バスの設計・製作を行なったという。

今後は、試験走行を行ない、
秋田県の環境に最適化するよう改善・改造

を進めるとしている。平成25年、営業運行予定だ。

外部リンク

東京アールアンドデー:秋田オリジナル中型電気バス「ELEMO-AKITA(えれも あきた)」公開について(PDF)
http://www.businesswire.com/news/home/20120716006515/

東京アールアンドデー
http://www.tr-d.co.jp/wb/

秋田県産業労働部だより:秋田オリジナル「EVバス」出発式!
http://sankeibu.exblog.jp/15650396/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook