2012-08-02 15:00
太陽光発電
SCSKと社会システムデザイン、天気予報で「エネルギーを管理するシステム」の実証実験開始へ

必要な電力量計算に「天気」のプロの手を借りる?
SCSK株式会社は、2012年7月31日、社会システムデザイン株式会社と共同で、エネルギー管理システム「EMS」を開発し、同社多摩センターオフィスにおいて、2012年7月から実用化に向けた実証実験を開始することを発表した。同システムは、株式会社ウェザーニューズから提供される「気象予報」をもとに、多摩センターオフィスに設置した太陽光パネルの発電量と、同オフィス内の消費電力量を予測するというもの。
今回の実証実験では、システムにより予測されたデータをもとに、同オフィス内の「蓄電池」に充電可能な“発電量”と、太陽光発電の不足分を補うために電力会社から受電する“電力量”とが算出され、電力消費がピークとなる時間帯には、「蓄電池」を自動的に放電して、電力会社から受電する“電力量”を抑制するといった、「EMS」の実用化に向けた導入効果が測られることになっている。
太陽光発電の「自律」目指す
なお、同社では、今回の実証実験を通して、太陽光パネルと大型蓄電池、「EMS」を連動させるシステムの開発に取り組み、2012年度中には、学校・市町村役場・公民館などの公共施設やオフィスビル、マンション、中規模工場などをターゲットとした販売を開始する予定で、提供開始から3年間で、30億円の規模を想定しているとのこと。外部リンク
SCSK株式会社 プレスリリース
http://www.scsk.jp/news/20120731.html
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