2012-08-02 11:00
太陽光発電
京セラ、国内最大のメガソーラー建設へ

一般家庭約22,000世帯分
京セラ株式会社は31日、国内最大となる出力70MWのメガソーラー発電所を建設、太陽光発電事業を開始することを発表した。同日、そのための事業運営会社「鹿児島メガソーラー発電株式会社」の出資手続きを完了した。発表によれば、年間の発電電力量は約78,800MWhを見込んでいる。これは一般家庭約22,000世帯分に相当、年間約25,000トンのCO2削減に貢献できるとしている。
[image by Living Off Grid]
浮島/扇島を大きく上回る規模
メガソーラーは株式会社IHIが保有する鹿児島市七ツ島の土地に設置され、九州電力へ電力供給を行うという。事業の総投資額は約270億円(予定)。京セラのほか、KDDI株式会社、株式会社IHI、株式会社九電工、株式会社京都銀行、株式会社鹿児島銀行、株式会社竹中工務店
が出資をする。
発電所は今年9月に着工、来年秋頃の完成を目指すとしている。事業期間は、九州電力に電力供給を開始してから20年間。
なお、現在国内最大級のメガソーラーとしては、川崎市と東京電力が建設した「浮島太陽光発電所/扇島太陽光発電所」(あわせて出力20MW)があるが、鹿児島メガソーラーはこれを大きく上回ることになる。
外部リンク
京セラ株式会社ニュースリリース:「鹿児島メガソーラー発電株式会社」設立について
http://www.kyocera.co.jp/news/2012/0704_kgos.html
東京電力:「扇島太陽光発電所」の運転開始について〜川崎市臨海部における国内最大級のメガソーラーの完成〜
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11121902-j.html
タイナビNEWS:川崎市 扇島太陽光発電所運転開始 国内最大級のメガソーラー
http://www.eco-front.com/news_1eIORwmx4.html

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