2012-08-16 14:00
エコ
【米国】風力発電量が50GWをこえる!新記録を更新

風力発電量50GW
仏紙Zegreenwebが報じたところによると、米国の風力発電量が50ギガワットをこえ、同再生可能エネルギーによる発電量の最高記録を更新した。50ギガワットの発電量は、原子力発電機11機に値する数値であり、1300万世帯にエネルギーを供給している。
米国の風力発電
米国初の風力発電機は1980年代に建設され、2006年に10ギガワットをこえた。1キロワットアワーにつき2,1セントの税金が控除されるPTC(Production Tax Credit)により、風力発電機の設置が相次ぎ、2008年には25ギガワット、そして2012年に50ギガワットの記録更新となった。
今後の成長
米国風力発電協会のDenise Bode会長によると、2013年以降、再生可能エネルギーの成長にストップがかかるという。これは、PTCの有効期間が来年失効するためで、期間更新の見通しは未だにたっていない。
しかし、カリフォルニアが全発電量の20%を再生可能エネルギーにより供給することを発表するなど、各州での動きが強まっている。
広大な土地を有する米国ならではの、再生可能エネルギーへの取り組みに期待したい。
外部リンク
米国風力発電協会 ホームページ
http://www.awea.org/
米国が風力発電量50ギガワットのラインをこえる Zegreenweb
http://www.zegreenweb.com/sinformer/
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