2012-08-08 13:00
電気自動車
五輪に沸く街で、日産の「NV200ロンドンタクシー」走る?

「ロンドン名物」を「MADE IN JAPAN」が支える
日産自動車株式会社は、2012年8月6日、ロンドンタクシーの未来の姿を提案した「NV200 ロンドンタクシー」を公開した。同車は、同社が販売するコンパクトバン『NV200』をベースとしており、後部座席には3名、その後部座席には、折りたたみ式の対面座席が2つ備えられている。また、助手席は、取り外しが可能で、荷物用スペースにも利用できる。
さらに、通常のヒンジドアではなくスライドドアが採用されたことで、乗客の乗り降りを容易にすると同時に、不意の開閉による歩行者や自転車への衝突リスクの軽減にもつながる効果が期待されている。
また、「NV200 ロンドンタクシー」は、ディーゼル車と100%電気自動車の2タイプが用意されており、電気自動車の場合、100%電気商用車『e-NV200』をベースとしたことで、現行のロンドンタクシー(ディーゼル車)と比べて、ランニングコストの約80%減を実現するともいわれている。
大気改善効果で市の政策にも寄与
なお、『NV200』のタクシー仕様車は、これまでにも、米国・ニューヨークの“次世代イエローキャブ”に選定されたり、また、そのコンセプトモデルが、ニューヨークモーターショーなどで公開された点や、同社が、これまでのロンドンタクシーの歴史において、TD27ディーゼルエンジンが、ロンドンタクシーFX4型用エンジンに加え、後継のTX1型エンジンとして採用された実績を持っている点は、将来の採用につながる心強い「要因」ともいえそうだ。外部リンク
日産自動車株式会社 プレスリリース
http://www.nissan-global.com/NEWS/120806-01-j.html
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