2012-08-09 12:00
太陽光発電
太陽光エネルギーのみでアメリカ全土の電力を供給

100%再生可能エネルギーの国
米国立再生可能エネルギー研究所(以下NREL)の新たな調査結果によると、アメリカ全土の電力を再生可能エネルギーのみで供給することができることがわかった。発表によると、アメリカの有する技術と国土を利用すれば、40万TWh発電量を保証することが可能で、これはアメリカの消費電力量の約13倍にあたる。
NRELは、40万TWhのうち、28万TWhを太陽光発電で、11万6千TWhを集光型太陽熱発電で供給できるとしている。ddmagazineが報じた。
2050年までに80%
今回の調査は、発電所の建設費用などには一切ふれていない。そのため、太陽光エネルギーのみで全米の電力を供給できるというのは、理論上は可能であっても、現実的には難しいことをNRELは強調している。
しかし、同研究所は今年6月、2050年には再生可能エネルギーでアメリカの電力の80%を供給できるとした調査結果を発表しており、グリーンエネルギー大国が夢ではないことを証明している。
NRELは、再生可能エネルギーがこれからの国家経済を左右するとも発言しており、グリーンエネルギーの必要性を訴えている。
外部リンク
NREL ホームページ
http://www.nrel.gov/
太陽光エネルギーがアメリカ全土の電力を供給できる ddmagazine
http://www.ddmagazine.com/201208062484
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