2012-08-22 19:00
太陽光発電
京セラとTCLが太陽光発電の売電事業化を行う特別目的会社を共同で新設

売電事業化要請相次ぐ
京セラと東京センチュリーリースは9日、太陽光発電による売電を行う特別目的会社を共同で設立し、事業展開することを発表した。新設する会社の社名は「京セラTCLソーラー合同会社」、京セラが19%、TCLが81%を出資し1億円の資本金で東京センチュリーリース本社に設けることが決定している。
7月に開始された再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を受けて、両社の取引先や自治体から発電所設置に関する問い合わせが多数寄せられており、こうした事業化要請に応える形で新たに合同会社を設立することとなった。
ソフトバンク京都ソーラーパーク
3年で70メガワットの見通し
この合同会社では京セラが候補地の情報収集、太陽電池パネル製造、周辺機器の提供、建設、保守・維持管理を行い、東京センチュリーリースが発電設備のリース・ファイナンスを担当する。合同会社では既に大分、香川、福岡、山口の4県で計9案件の事業を内定させており、1カ所当たりの出力2メガワットの大規模太陽光発電所を建設し事業化を行う。
今後の計画として、今年中に15~20案件、計30~35メガワットの発電所を建設・売電事業化し、3年間で計60~70メガワット(一般家庭約2万世帯年間電力消費量)の発電事業化を行う見通しを立てている。
外部リンク
京セラ
http://www.kyocera.co.jp/
東京センチュリーリース株式会社
http://www.ctl.co.jp/
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