2012-08-17 18:00
エコ
億万長者の夢!ビル・ゲイツがトイレで世界を救う!

ビル・ゲイツの「トイレ改革フェア」
マイクロソフト社の会長をつとめるビル・ゲイツ氏は8月14日、米シアトルにて「トイレ改革フェア」を開催し、ビル&メリンダ慈善財団が行った「トイレコンテスト」の入賞者を発表した。ゲイツ氏は、世界の衛生状態の改善にむけた取り組みを行っており、同コンテストは、各国の大学から画期的でエコロジーなトイレ設備を募った。
優勝者はカリフォルニア工科大学で、太陽光エネルギーで稼働し、排せつ物を分解することで水素と電気を発生させるトイレ設備を開発した。
1775年から変わらない発明
仏紙Le Mondeによると、トイレ設備は1775年に初めて特許申請がなされてからというもの、根本的なシステムの変更が一度もなされていない。ビル・ゲイツ氏は、この時代遅れの発明に着目するとともに、不衛生な環境で死に追いやられる貧しい地域の救済にのりだした。
ゲイツ氏は、
裕福な国の水を流すタイプのトイレは、世界の約40%の人が使用できない。貧しい地域では水、電気、下水設備などが不足しているからだ
と、自身のホームページでコメントしており、無駄なエネルギーを使わないトイレ設備の重要性を強調した。
「ビル&メリンダ慈善財団」は、第2回トイレコンテストを実施することを発表しており、トイレ設備で世界を改善する取り組みを続けている。
外部リンク
ビル&メリンダ慈善財団 公式サイト
http://www.gatesfoundation.org/Pages/home.aspx
ビル・ゲイツ ホームページ
http://www.thegatesnotes.com/
ビル・ゲイツ、未来のトイレで世界を制覇 Le Monde
http://bigbrowser.blog.lemonde.fr/2012/08/15/
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