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2012-09-07 09:00

電気自動車

JRや空港など関東50か所で充電可能に - ジャパンチャージネットワークのEV会員制サービス開始へ

会員制サービス
電気自動車向け充電サービスの本格普及へ
ジャパンチャージネットワーク株式会社は、2012年9月4日、関東圏内50拠点において、「電気自動車(以下、EV)向け会員制充電サービスネットワーク」による充電サービスを、10月1日から開始することを発表した。

利用料金については、月会費と充電1回ごとの“都度料金”の組み合わせにより、「ライトプラン」、「バリュープラン」、「スーパーバリュープラン」、「ZESPプラス」の4つのプランが提供される。

同ネットワークは、2012年2月に同社が設立したものだが、今回、東日本高速道路株式会社や、成田国際空港株式会社、株式会社ファミリーマートに加えて、『びっくりドンキー』を運営する株式会社アレフといった企業との間で、一連の充電設備の設置及び運用に合意したことで、高速道路やコンビニエンスストア、空港やファミリーレストランなどの集客施設への充電サービスが展開されることになり、EVユーザーに対する利便性の向上や、設置事業者が取り組む集客力の向上への貢献などへの期待がふくらむとみられる。

さらに、JX日鉱日石エネルギー株式会社や、昭和シェル石油株式会社、出光興産株式会社およびコスモ石油株式会社による「EVSSネットワーク(EVサービスステーションネットワーク)」との間にも、当面2013年3月までの期間限定ではあるが、“相互乗り入れ”をすることで合意しており、10月からの順次開始が予定されている。

つまり、今回の取り組みにより、同社の「サービスネットワーク(22拠点)」と、石油SSの「EVSSネットワーク(28拠点)」を合わせた、50か所でのEV充電サービス提供が可能となり、これまで、どちらかのネットワークに登録していたEVユーザーにとっては、改めての登録なしに両方のネットワークを利用できることになる。

「車で出かける場所」での整備を最優先に
今後は、商業施設やレジャー施設、賃貸・集合住宅、月極・時間貸し駐車場など、EVユーザーのライフシーンを想定した場所への設置に取り組み、サービスネットワークの全国拡大を図る考えとのこと。

普及のカギは、人目に付く場所で、「認識」してもらうこと。必要な時に必要なだけ「間に合う」サービスとして定着するようになれば、その将来は決して不透明ではないのだろう。

外部リンク

ジャパンチャージネットワーク株式会社 プレスリリース
http://www.charge-net.co.jp/news/

「EV向け会員制充電サービスネットワーク」サービス料金表
http://www.charge-net.co.jp/news/pdf/

EVSSネットワーク(EVサービスステーションネットワーク)
http://www.evssnet.com/

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