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欧州の航空機メーカーであるエアバスは9月22日、中国と共同でバイオ燃料の開発に取りかかることを発表した。

今回、エアバスと提携したのは、中国最大の石油会社である中国石油化工で、上海近郊にある同社工場にて研究と開発、および生産が進められる。

バイオ燃料には中国産の原料が使用されることが決定しており、主に中国航空市場むけに生産が行われる。zegreenwebが報じた。
2012年1月1日より、EU内の空港に就航するすべての航空会社に「温室効果ガス排出量取引制度」が課されている。

中国航空運輸協会は同制度の受け入れを拒否しており、欧州連合はこれを批判していた。

温室効果ガス取引制度の中国側の合意はいまだ得られていないものの、中国石油化工のバイオ燃料開発は大きな一歩である。

世界に広まる環境保護運動に中国が本格的に参加し、持続可能な開発に取り組むことで、中国にとっても、地球にとってもプラスの未来を作り出せるからだ。

近年、中国では一般企業も環境問題に積極的に取り組んでおり、今後の発展に期待が集まっている。

外部リンク

中国石油化工　公式サイト
http://www.sinopec.com/

エアバス　公式サイト
http://www.airbus.com/

エアバスが中国のバイオ燃料を約束 zegreenweb
http://www.zegreenweb.com/sinformer/