• TOP
  • >
  • エコ
  • >
  • 持続可能な社会はタイヤから - ブリヂストン、「グリーン購入大賞」優秀賞を受賞
2012-09-27 15:00

エコ

持続可能な社会はタイヤから - ブリヂストン、「グリーン購入大賞」優秀賞を受賞

車
タイヤを「消耗品」で終わらせない
株式会社ブリヂストンは、2012年9月24日、同社が展開するソリューションビジネス「エコバリューパック」が、「第14回グリーン購入大賞」優秀賞を受賞したことを発表した。

今回、受賞した「エコバリューパック」とは、利用客のタイヤ使用状況を調査することで、その実態を把握して、“最適な”メンテナンスと新品タイヤ・リトレッドタイヤの組み合わせを提案し、利用客の「環境対応」や「安全運行」、「経費削減」に貢献するプランのこと。

ちなみに、「リトレッドタイヤ」とは、すり減ったタイヤのトレッドゴム(路面と接する部分のゴム)の表面を削り、その上に新しいゴムを張り付けて、トレッドパタンを形成して再利用できるようにしたタイヤのこと。

今回の受賞の理由には、同プランを利用することで、タイヤの再利用が可能となることから、タイヤに対するユーザーの意識を“消耗品”から“長く使える製品”へと変えるきっかけとなり得る取り組みである点や、事業者として“使うタイヤのこれから”を、ユーザーに提案することで、環境への負荷を低減させる必要性を考えてもらいたいとしたアプローチが、評価されたともいわれているようだ。

なお、「グリーン購入大賞」とは、「グリーン購入」に率先して取り組む企業、行政機関、民間団体などのネットワークである“グリーン購入ネットワーク”が、持続的な循環型社会の実現に向け、消費者にグリーン購入を促すため、グリーン購入の実践・普及において、優れた取り組みを行っている団体を表彰するというもの。

また、「グリーン購入」とは、環境負荷が小さい製品やサービスを、環境負荷の低減に努める事業者から、優先して購入すること。つまり、購入に際し、品質面や価格面だけでなく環境面も、判断の材料に加えるということ。

「消費」から「再利用」の循環を提起
同社は、グループ全体で、消費を続けると枯渇してしまう資源以外のものを「サステナブルマテリアル」と位置付け、扱う製品をそういった原材料で賄(まかな)うなどの「環境長期目標」を2050年を目処(めど)に策定している。“腰を落ちつけた取り組み”は、タイヤ業界のリーディング企業としての自負が垣間見られるかのようだ。

外部リンク

株式会社ブリヂストン プレスリリース
http://www.bridgestone.co.jp/news/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook