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スペインの首都、マドリード西部にあるカサデカンポ公園でソーラー住宅の大学間コンテストである「ソーラーデカスロンヨーロッパ2012」がスタートした。

「ソーラーデカスロン」とは、太陽光を利用し、消費エネルギーを抑えたエコ住宅の国際大会である。

コンテストは15日間にわたって開催され、エネルギーの効率性、建築物による廃棄物の排出量、周囲の環境との調和、住み心地などの10項目が審査対象となる。

今大会には19の大学チームが参戦し、独創的な未来の住宅を披露した。仏紙Liberationが報じた。
「ソーラーデカスロンヨーロッパ2012」には、アジア、南米、ヨーロッパなど世界各国の大学が参加した。

ポルトガルのポルト大学チームは、太陽光パネルを身にまとい、太陽光にあわせて180度回転する家を発表し、注目を集めた。

日本から唯一の参加となった千葉大学チームは、水田や果樹に囲まれた日本家屋を披露。近代的な技術と伝統建築の調和が来場者の目を引いた。

次回の「ソーラーデカスロン」は2013年に中国で、2014年にフランスで開催されることが決定してる。

外部リンク

ソーラーデカスロンヨーロッパ2012
http://www.sdeurope.org/?lang=en

マドリードで明日のソーラーエコ住宅コンテスト Liberation
http://www.libe.ma/Les-maisons-ecolos-solaires