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2012-10-05 17:00

エコ

既存端末でOK!「エディスマHEMSスタンダード」提供開始

新サービス
自宅のエネルギー管理も自立へ
株式会社エディオンは、2012年10月3日、一般社団法人環境共創イニシアチブ(以下、SII)が提供するエネルギー管理システム「HEMS」を導入し、10月下旬から、家庭向け「エディスマHEMSスタンダード」のサービスを開始することを発表した。

同サービスは、専用モニターを必要とせずに、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末機器で、電力使用量の確認や、太陽光発電システムとの連携、電力使用状況に基づいた機器の制御ができるというもの。サービスの「機器型番:EDISMA-H001」は、SIIにより補助対象として指定されたHEMS機器で、補助金額は、定額10万円。

新サービス
同サービスを利用すると、家全体、ブレーカー単位(最大10か所)、機器別の電力消費量が、30分単位で表示され、それぞれの項目において、時間ごと、日ごと、週ごと、月ごと、年ごとの比較分析ができる。また、発電量、売電量、売電価格についても、同様に、30分単位で表示され、こちらも、時間・日・週・月・年ごとの比較分析ができる。

「節電行動」のサインも自動制御で
さらに、消費電力が設定上限値を超えた場合や、電力逼迫(ひっぱく)信号や緊急信号が発せられた場合には、アラーム(ブザー、LED表示、メール)により利用者の“節電行動”を促(うなが)してくれ、あらかじめ設定を済ませれば、以降、機器が自動制御され、「ピークカット」対応も可能となっている。

装置自体は、コンパクトになっており、取付スペースの制限を受けず、分電盤への後付が可能で、新築・既築を問わず設置が可能とされている。また、主装置とルーター間、主装置と制御計測機器間は、無線でも有線でも接続が可能で、家電機器を制御するための標準インターフェース「ECHONET Lite」規格にも対応している。

ちなみに、「ECHONET Lite」とは、家電機器やスマートメーター、太陽光発電システム、蓄電池などの機器の制御を行う通信規格のこと。また、「HEMS(home energy management system)」は、センサーやIT技術で、住宅のエネルギー管理や省エネを行うシステムのこと。さらに、ビルなどのエネルギーを管理するシステムは、「BEMS(Building Energy Management Systems)」と呼ばれている。

外部リンク

株式会社エディオン プレスリリース
http://www.edion.co.jp/news/
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