エネクトニュース

欧州風力エネルギー協会（以下EWEA）は9月27日、EU諸国内の風力発電総容量が100ギガワットに達したと発表した。

近年、欧州連合は再生可能エネルギーの発展や持続可能な開発に精力的に取り組んでおり、100ギガワット達成という明るいニュースに沸き立っている。仏紙20minutesが報じた。
総容量100ギガワットは、年間5700万世帯分の消費量に値する。

これは、原子炉39基分、ガス発電機52機分、そして石炭発電機62機分に相当する発電量となっており、風力発電で十分な電力を提供できないのではないかという不安を吹き飛ばす記録となった。

EWEAによると、10ギガワットにいたるまでに20年を要したが、その後13年で残りの90ギガワットを供給する設備を整えることができた。

現在のところ、風力発電設備のほとんどが陸上に設置されているが、英国、オランダ、フランスなどで洋上風力発電設備の建設が進んでおり、今後も発電量の増加が期待されている。

外部リンク

欧州風力エネルギー協会　公式サイト
http://www.ewea.org/

欧州の風力発電が100ギガワットを達成 20minutes
http://www.20minutes.fr/article/1011623/