エネクトニュース

JFEエンジニアリングは10月8日、静岡県静岡市に大規模太陽光発電所（メガソーラー）「三保ソーラーパワー」を完成したと発表した。

同発電所は同社の100％出資で設立されたJFEソーラーパワー清水株式会社が同社の清水製作所跡地に建設したもので、同社が自ら発電事業を行う。

現在、静岡市では最大のメガソーラーであり、既に10月1日から稼働中で、発電した電力は全量中部電力に売却する。

同社はこれまでグループの遊休地などを活用することで、全国8か所に発電所を設置し事業運営しており、今回の「三保ソーラーパワー」が完成したことで計約40MW、年間想定発電量約3900万kWhが稼働した。

（画像はプレスリリースより）

「三保ソーラーパワー」の太陽電池容量は10MW、想定年間発電量は約900万kWh。

事業化に向けて、同社は静岡市の進める再生可能エネルギー政策のもと、行政の協力を得て計画を進めており、清水港みなと色彩計画推進協議会の指導を受け、景観に配慮した配色を施された。

また、敷地の一部は市の「無償借地公園制度」の活用により、今後整備され、地域の皆様に親しまれる公園として開放される予定だ。

同社は発電事業者にエンジニアリング提案を進めており、全国で70か所、約300MWのメガソーラーを手掛けている。

外部リンク

JFEエンジニアリング　ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/