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2014-10-19 12:00

エコ

NEDOが浮体式洋上風力発電ステム実証研究の実施者を公募

浮体式洋上風力発電
低コスト化実現に向け
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10月14日、洋上風力発電等技術研究開発の一環として、平成26年度から平成29年度まで「次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究」の研究開発を実施するとして、事業実施者の公募を開始した。

同事業は、浮体式洋上風力発電としては比較的浅水域となる、水深50m~100mを対象に、浮体式洋上風力発電システムの低コスト化を実現するため、実海域における浮体式洋上風力発電システムの実証研究を行うもの。

同時に、国内外における浮体式洋上風力発電に関する最新情報や評価手法を収集、分析や専門家からなる委員会を組織し実証研究について実現可能性や優位性を中立的に評価する。

(画像はイメージです)

国内での普及に期待
浮体式洋上風力発電は、洋上風力発電の中でも水深50mを超え着床式では採算性が悪化してしまう海域に設置され、洋上に浮かんだ浮体式構造物を利用して風力発電を行うものである。

日本は遠浅の海岸が少なく、世界でも主要なマーケットとして普及が期待されており、実用化に向けシステムの低コスト化が課題となっている。

現在、国内では世界初の大規模事業として、福島洋上風力コンソーシアムが経済産業省から委託を受け実施する浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業が推進されており、2015年までに福島沖への増設が完了する。

NEDOは、今回の応募者に向け、契約に係る手続き、提出する書類等についての説明会を10月22日(水)に開催する。


外部リンク

NEDO 「次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究」に係る公募について
http://www.nedo.go.jp/koubo/FF2_100104.html
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