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2014-10-19 08:00

蓄電池

日立造船、大阪市の工場でマイクログリッドシステムの実証実験開始

マイクログリッドシステム
10月14日より実証実験開始
日立造船株式会社は、京都府舞鶴市にある舞鶴工場の制御機器センターにて研究開発を進めてきたマイクログリッドシステムを中規模工場に対応可能となるように構築し、大阪市大正区の築港工場にて10月14日(火)より実証実験を開始したことを発表した。

BCP対策や省エネ対策に
マイクログリッドシステムとは、蓄電池に太陽光発電や風力発電といった複数の発電設備を接続し、使用電力の調節などにより電力の安定供給を実現するシステムとなっている。

マイクログリッドシステムを導入することで、BCP(事業継続計画)対策や省エネ対策が可能で、BCP対策としては、既存の電力系統から独立して自立運転することで、災害時などによる停電時に非常用電源として活用することができる。

省エネ対策としては、使用電力を調節する機能によりピークシフトが可能で、安い夜間電力を蓄えて昼の電力ピーク時に使用することで契約電力の引き下げを実現し、ピークカット制御による負荷機器の最適な運用も可能とのことだ。

日立造船では、太陽光発電、太陽熱発電、風力発電などの製品提供を推進してきており、今回のマイクログリッドシステムはこれらの再生可能エネルギーを有効活用できる技術であることから、今後も積極的な技術開発に努めるとしている。


外部リンク

日立造船 ニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/

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