2014-11-01 21:00

電気自動車

日産、初の商用電気自動車を発売

e-NV200
EVの特長をプラスした多目的商用車
10月30日、日産自動車株式会社は、同社初の商用電気自動車「e-NV200」の発売を開始した。同日、神奈川県の同社追浜工場で行われた出荷式には、すでに受注を決めた自治体関係者などが参列した。

(画像はプレスリリースより)

「e-NV200」は、多目的商用バン「NVバネット」をベースにした商用車。e-パワートレインを組み合わせたことで、室内の広さや多用途性に、EVならではの加速性や静粛性が加わった。

同車は配送業務に利用することを前提としている。経済性が高く、CO2排出量がないことなどをアピールし、運送業者などへ普及させていくという。

自治体、運送業者が導入を決定 500台を受注
フル充電での走行距離は約190キロ。最大1500Wの電力を供給するパワープラグを搭載しており、屋外での電源供給も可能だ。「走る蓄電池」としてさまざまなビジネスシーンや災害時にも活躍する。

販売目標は月500台。すでに横須賀市、厚木市など全国各地の自治体、日本郵便、日本通運、DHLジャパンなど大手運送業者から、約500台の受注が決定している。

車体はスペインのバルセロナ工場で生産し、神奈川県の追浜工場で最終確認、出荷を行う。


外部リンク

日産自動車株式会社
http://www.nissan.co.jp/

日産自動車株式会社/ニュースリリース
http://www.nissan-global.com/NEWS
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