2014-04-21 13:00
エコ
西部ガスが「エネファーム」をマンション向けに発売、5月1日から

累計設置台数3,000台を達成
西部ガスは4月11日、パナソニックが製造するマンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」を販売すると発表した。同社では、「エネファーム」を平成21年6月から販売しており、優れた環境性・経済性が高く評価され、平成26年4月10日に累計販売台数3,000台を達成している。
エネファームは都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、その際に出る熱も給湯や暖房に利用する家庭用コージェネレーションシステム。
省エネ・CO2削減といった環境性の高さに加え、エネルギーセキュリティ向上にも寄与する分散型エネルギーシステムとして、普及拡大の早さが注目されている。
マンション向け家庭用燃料電池エネファームは平成26年5月1日から発売される。
(画像はプレスリリースより)
パイプシャフト内に設置
エネファームはこれまで戸建住宅への設置にしか対応していなかった。今回販売を開始するマンション向けエネファームは、消防法をふまえて機器本体の気密性を強化し、機器本体をアンカー固定する脚部の強度を向上させて耐震性を高め、給排気構造を見直して耐風性を高めるなどの改良を加え、新築マンションのパイプシャフト内への設置が可能になった。
同社は今後、マンションディベロッパーなどへの提案活動を行う予定で、4月16日にはショールーム「ヒナタ福岡」を開設、マンション向けエネファームをモデル展示し、PRを行う。
外部リンク
西部ガス プレスリリース
https://www.saibugas.co.jp/info/
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