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2014-04-29 12:00

行政

温泉熱でエコを生み出す 栃木県のエネルギーモデル

とちぎ温泉熱エネルギー事業
栃木県の豊富な温泉を生かしたエネルギーモデル
栃木県は2014年4月22日、とちぎ温泉熱エネルギーモデル事業の募集を発表した。
今回のエネルギーモデルである、温泉熱の利用は、源泉自体の熱のほか、浴槽からあふれて放流される排湯などからも熱を回収して利活用するものである。これは設備の投資回収年数が短く、経済性に優れているのが特徴だ。

日本の多くの温泉は、湧出時の温度から入浴適温になるまでの間の熱はほとんどが利用されていないだけではなく、上がり湯などは重油ボイラで過熱されているためCO2のも排出されているといった状況にある。

このようなモデルを行うことは、地球温暖化の防止および、温泉地域活性化の観点から、普及に向けた地域協議会の活動を支援するものである。

対象数は2協議会
今回栃木県は「地域協議会活動事業」として、温泉熱利機器の導入拡大に向けて、温泉施設設置者および市町村で構成する地域協議会の運営に対して助成を行う。

なお、対象数は2協議会で、その二つへ与えられる補助額は100,000円(上限)、補助率は1/2。

温泉熱利用の把握や取り組み方策の検討、温泉熱講習会、温泉熱利用の経済性および二酸化炭素削減効果の検証、温泉熱の創意工夫による地域利用法検討などで事業の支援予定がされている。

応募期間は平成26年5月1日から平成26年12月26日必着。事業の実施期間は平成27年3月13日までである。


外部リンク

栃木県 平成26年度とちぎ温泉熱エネルギーモデル事業の募集について
http://www.pref.tochigi.lg.jp/
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